長崎県四面宮会｜聖地に息づく景色。九州総守護の神社、写真集刊行プロジェクト

メッセージ

応援メッセージをいただきました

嶋崎真英様　（一般社団法人長崎県観光連盟会長）

写真集の舞台となっている長崎県島原半島及び諫早地域は、豊かな自然と悠久の歴史に育まれたグルメや温泉、世界遺産など様々な体験ができる魅力あふれる地域です。

今回、両地域を「神社巡り」という新たな切り口で発信し、地域活性化と交流人口の拡大を目指す「九州総守護の神社　写真集刊行プロジェクト」。両地域の新たな魅力を、美しい写真と文章で織りなす写真集で伝える本プロジェクトの成功を応援しています。

はじめに

長崎県には「天下の三山」として知られる、九州の守り神が宿る、聖なる山「雲仙」があります。その雲仙を中心とした地域には、九州総守護の神社（四面宮）が鎮座しています。

四面宮（しめんぐう）の神社を中心に組織する四面宮会では、このたび、周辺地域や神社の魅力を紹介する写真集を刊行するとともに、クラウドファンディングを通して、皆様と一緒に、地域の魅力を多くの方々にお届けしたいと考えております。

島原半島の特産品など、神社ならではの返礼品もご用意しておりますので、写真集とともにお手に取っていただけますと幸いです。　

四面宮(しめんぐう)とは

九州総守護の神社である「四面宮」。この「四面」は「４つの国」という意味です。千年以上前、九州はもともと「４つの国」から成り立っていました。その由来は、日本最古の歴史書『古事記』に描かれています。

イザナギとイザナミの二人の神様が「国生み」と言って、力を合わせて日本列島を誕生させていく物語の中で、九州が生まれるシーンが登場します。その中で、九州は「身一つにして、面四つあり」と記されています。つまり、九州は「一つの大陸に、４つの国があった」と書かれているのです。

これら４つの国には、それぞれの国に守り神の神様がいらっしゃいました。その四柱の九州の守り神の神様をお祀りしている神社が「四面宮」なのです。現在、四面宮は長崎県内に２５社が鎮座しています。

四面宮会は、神社同士が手を取り合うことで、九州総守護のご加護や、九州の物語を広く伝えていくことを目的に設立されました。

地域の振興や発展において、地元の人々が、自分たちの地域の歴史や成り立ちを知っていること、そして誇りを持つことは、とても大切なことだと考えています。この誇りを地元の方々、長崎県にゆかりのある方々、九州にご縁のある方々、皆さんに感じていただきたい。そのような想いで、四面宮会は活動を続けています。

【公式】四面宮会サイト

プロジェクトについて

長崎県の島原半島には、雲仙岳・普賢岳・眉山などの活火山がそびえ、日本で初めて「世界ジオパーク」に認定されたほど、大地のエネルギーが溢れる、世界でも有数の地域です。しかし、その山々に「九州の守り神が宿っている」ということは、今ほとんど知られていません。

古来より、日本では「山」に「神様が宿る」という「霊山信仰」があり、山そのものが信仰の対象となってきました。最も有名なのは富士山です。日本一の山「富士山」は、山そのものが神社の境内地でもあり、富士山信仰は全国的に広まっていきました。

富士山が日本の象徴となっているように、九州の守り神が宿る「雲仙」の山は、長崎県だけでなく、九州全域からその姿を見ることができるため、九州の守り神が宿る山は、九州を象徴する山として信仰されていたのです。

九州の守り神が宿る「雲仙」島原半島の自然の美しさに変わりはなくとも、時代の流れとともに、残念ながら、雲仙に対する信仰は薄れてきているのが現状です。一方で、島原半島の素晴らしい自然や文化に魅力を感じ、観光にいらっしゃる方や、移住をされる方も多くいらっしゃいます。今も昔も、この地は聖なる場所であり、魅力的な場所なのです。

私たちは、今はあまり知られていない地域の魅力を、九州の守り神が宿る神社の御神徳を、多くの方々に知っていただき、九州総守護のご利益を広めることで、九州全体の振興に貢献していきたいと思っています。また、次の世代に、地域の文化を伝え継承していくことで、今を生きる私たちの責任を果たしていきたいと思っています。

そこで私たちにできることはないかと考え、島原半島の素晴らしさを直感的に感じていただけるような写真集を発行することにいたしました。

雲仙の山々の雄大な様子を見て感じていただく・・・

雲仙の山に、九州の守り神が登場する物語を知っていただく・・・

脈々と受け継がれる地域の文化に触れていただく・・・

ページをひらくと、島原半島に遊びにきた気持ちになれる、なんだか懐かしい場所に帰ってきたような気持ちになれる、そんな写真集をつくるプロジェクトです。

私たちの想いに共感してくださった方、島原半島や九州にゆかりのある方、どのような形でも結構ですので、一緒に取り組んでいただけると本当に嬉しいです。

島原半島を盛り上げる、九州を盛り上げる本プロジェクトへのご参画をお待ちしています。

　ご支援金の使い方

皆様から頂いた貴重な支援金は、本プロジェクトの写真集刊行の為の費用に充てさせて頂きます。

返礼品については、随時追加する予定です。

写真集の刊行に至った経緯

日本文化を継承している神社では「感じること」がとても大切だとされていて、その場所に足を運び、そこに立って、五感を通じて感じることが日本文化の神髄だとも言われています。

そのため、伝記のように綴られた長い文章ではなく、神社や地域を撮影した素晴らしいたくさんの写真を通じて、そこから何かを「感じてもらえる」ような写真集を刊行することにしました。この写真集に触れて、島原半島の魅力や、その地域で大切に祀られている神社、様々なお祭りなどの臨場感や空気感をお伝えしたいと考えています。

九州の守り神が宿る聖地の「豊かな世界」、文化や歴史に込められた「人々の祈り」を感じていただけますと幸いです。

クラウドファンディングを行う背景

今回、四面宮会は初めてクラウドファンディングに挑戦いたします。写真集をつくる目的は「知っていただく」ことであり「資金をいただく」ことではなかったため、当初、クラウドファンディングを行う予定はありませんでした。

しかし、四面宮会のメンバーで、どのようにすればたくさんの方々に、地域の魅力をお届けできるのかを協議していく中で、クラウドファンディングは資金を集める手段ではなく、多くの方々に、本プロジェクトに親しみを感じていただける手段なのではないかと考えました。

そこで、はじめての新たな挑戦をしよう！という決意をし、今回のクラウドファンディング実施にいたりました。

写真集のご紹介

神社の写真はもちろん、雲仙の春夏秋冬の風景や、行事やお祭りの様子、四面宮にまつわる物語を、美しい写真とともに盛り込んでいます。

発行した写真集は、学校や図書館などに配布し、将来を担う子どもたちに地元や九州の歴史を知ってもらうためにも活用したいと思っています。

なお、この写真集の制作は、長崎の歴史や文化を発信する季刊誌『樂：らく』を発行するイーズワークスさんにつくっていただいています。イーズワークスさんは、これまでに「日本タウン誌・フリーペーバー大賞2018の優秀賞」「日本地域情報コンテンツ大賞2020で優秀賞」など、数々の受賞をされている長崎を代表する出版社です。

写真集のお写真を一部お知らせします。

＜写真集の概要・構成＞
・四面宮や雲仙の自然やお祭りの様子の写真
・四面宮ものがたりの内容掲載
・各神社のご紹介（雲仙温泉神社など全40社）
・ページ数：124ページ（表紙含む）※令和６年３月末頃に完成予定です

写真集の発刊を通じて

この地域に宿る
美しい歴史、美しい現在、美しい未来を
「ひとつのカタチ」にしてお届けしたいと思っています。

私たちの想いに共感してくださった皆様と共に、地域の文化を継承していきたい、九州を盛り上げていきたいと思っています。

どうか、本プロジェクトへご参画くださいますようお願いできますと幸いです。

ご注意事項

お申込み後のキャンセル及び変更はできません。
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